2021年10月
アイザワ証券グループ株式会社
1. 目的
金融機関の提供するサービスの多様化や、世界的な金融コングロマリット化の進展に伴い、金融機関内又は金融グループ内において、競合・対立する複数の利益が存在し、利益相反が発生するおそれが高まっています。
こうした状況の中で、アイザワ証券グループ株式会社(以下、「当社」といいます。)及び当社のグループ各社(以下、「当社グループ」といいます。)は利益相反のおそれのある取引等を当社グループ全体で管理し、利益相反により当社グループのお客様の利益が不当に害されることのないよう、管理方針を定めます。
2.利益相反のおそれのある取引等の類型・特定等
- 当社グループにおいて、お客様同士の利害が対立する取引
- 当社グループ内の異なる会社のお客様同士の利害が対立する取引
- 当社グループのお客様と当社グループの利害が対立する取引
- その他、当社グループのお客様と当社グループの取引に伴い、お客様の利益が不当に害される恐れがある取引
3.利益相反管理の対象となる会社の範囲
現在当社の利益相反管理の対象となる者は、当社のグループ各社です。
現在の状況は次の通りです。
- アイザワ証券株式会社
- アイザワ・インベストメンツ株式会社
- Japan Securities Co., Ltd.
- あいざわアセットマネジメント株式会社
- ライフデザインパートナーズ株式会社
4. 利益相反のおそれのある取引等の管理方法
当社グループは、利益相反のおそれのある取引等を特定した場合、次に掲げる方法その他の方法を選択し、又は組み合わせることにより利益相反の管理を行います。(次に掲げる方法は具体例に過ぎず、下記の措置が採られるとは必ずしも限られません。)
- 当社グループ内での情報隔壁の設置及び情報遮断をする方法
- 取引の条件又は方法を変更する方法
- 取引の一部または全部の謝絶、変更または中止する方法
- 利益相反のおそれがある旨の顧客への開示する方法
- 当社グループ内において、お客様との取引に関する情報を共有する者を監視する方法
5. 利益相反管理体制
(1) 利益相反管理統括部署の設置
当社のコンプライアンス部を利益相反管理統括部署とし、コンプライアンス担当役員をその責任者とします。
利益相反管理統括部署は、利益相反のおそれのある取引等の特定及び利益相反管理に関する全社的な管理体制を統括します。
以上