2021年10月1日
アイザワ証券グループ株式会社
持株会社体制への移行について
当社は、本日付で会社分割の方式により持株会社体制へ移行し、証券事業を「アイザワ証券株式会社」に、投資事業を「アイザワ・インベストメンツ株式会社」に承継するとともに、 当社の商号を「藍澤證券株式会社」から「アイザワ証券グループ株式会社」に変更しております。なお、持株会社体制後の上場会社は、持株会社である当社「アイザワ証券グループ株式会社」(東証第一部 証券コード:8708)です。
当社は、「より多くの人に証券投資を通じ より豊かな生活を提供する」という経営理念のもと、金融商品の提供を通じてお客様に希望をお届けする「Hope Courier(希望の宅配人)」となること、および、お客様の人生に寄り添い、従来の証券業務だけでなく、お客様の課題を解決するお手伝いをする「超リテール証券」となることをビジョンとして掲げ、資産形成ビジネスに取り組んでおります。これら経営理念とビジョンは、持株会社となっても決して変わることなく、また、傘下の証券事業も受け継いでまいります。
当社グループの事業領域である金融業界は、新型コロナウイルス感染症の流行により従来の訪問を主体とした営業スタイルの変革が求められ、また、ネット証券会社を中心とした手数料値下げの動き、更に、IFA事業者や他業種からの証券事業参入が相次ぐ等、激しい競争環境に置かれています。このような環境下では、以前にも増して、適切で迅速な意思決定と機動的な事業戦略を実行できる組織体制が求められていることから、当社グループ内の事業を証券事業、投資事業、運用事業、金融商品仲介事業の4つに区分し、それぞれを中核とした事業会社を傘下に持つ持株会社体制へ移行いたしました。
持株会社体制へ移行することで、グループ全体の機動的な事業活動、迅速な意思決定、経営資源の適切な配分による財務体質の強化、既存の価値観にとらわれない新たな事業の創出等の戦略立案等が可能になると考えております。
新たなグループ体制のもと、当社グループは質の高いサービスを提供する総合金融サービスグループとなることを目指してまいります。
【グループ体制図】